木曽漆器 つづき

木曽路平沢の漆工房や店が中山道沿い1キロ程に、80〜100軒はあるかと思います。
隣の奈良井にも10〜20軒程あるように思います。

奈良井は観光客も多い土地ですが、平沢は普段はひっそりとしているそうです。
漆を使った作業は、ホコリが大敵なので店を開け放していることは少ないとのこと。
店や家の奥の蔵や作業場を使ってつくるそうなので、どのお家もきちっとしていらっしゃいます。
お店の様子や漆の製品をお見せできないのが残念ですが、それぞれに持ち味や特色が違い、眺めているだけでも穏やかな気持ちに。

平沢では塗り師が多く、木地はお椀の得意な山中、コネ鉢などは南木曽、指物はどこそこ・・・とそれぞれ得意な木地師に頼んでいるそうです。
また、奈良井は木曽檜やサワラを使った曲げ物を得意としています。

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今は車で2時間程ということですが、岐阜高山との往来も盛んなようです。
木曽漆器に伝統的な塗りの一つとして木曽春慶がありますが、春慶塗は高山で400年前に始まったということですので、奈良井宿は約200年前ですので、高山から伝わったのでしょう。また朴葉を使った料理などにも共通点があるように思いました。

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奈良井宿の資料館には、地域の歴史がつまっていました。昭和40年頃に寄贈されたものが中心だそうです。
箱膳は日本全国で使われたものだと思いますが、かつて食事は各自が箱膳を持ち、自分だけのうつわや箸をおさめておき、食べる際にフタをひっくり返して食事の台にするもの。なかなか洗うこともできず何日かはそのままだったのでしょう、、、、臭い消しのためにある植物を箱膳の中に一緒に入れておいたというお話を聞かせて頂きました。

漆の盛んなこの地域ですので、いろいろなものが目につきました。
御神輿や行灯、コネ鉢やコネ板、そば道具やわっぱのお弁当箱。女性用の櫛やお歯黒壷など…
よく考えてみると漆はいろいろな所に使われているのですね。
最近はこちらから文化財の修復にも出向くことがあるそうです。

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→ 標 しもと 

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