中国の古い鉢

もともとは数年前、東京の骨董市で初めてみつけて一枚購入。その方はカナダで華僑の方から譲ってもらったとの事。中国を離れる際、持ってきたのだとか。ずいぶん巡り巡ってきたのだなと思いました。中華料理に合いそうなうつわは結構好きです。

その後台湾、中国へ旅行に行く度集めたものです。
台北の古物市、紹興の古物屋さんなどまわったな。
骨董のお店の8割がたは「玉」、翡翠を扱うお店。他も高級なものを扱うお店が多かったです。
蚤の市のようなところはあるのかな。

この鉢類に関して、全く情報を得られなかったのも残念です。
もちろん清時代のものだというし、、、台湾では台湾のやきものだと言いますし、、、
確かに清末期は大正時代になりますし、ないことはないのかもしれないですが、清らしいと言えるようなもう少し感じの違う鉢やお皿もあるので、それ比べるとかなり感じが違うしなあと思うのです。
産地が違えば、また違うのでしょうか、、、知っている方がいたら教えて欲しいです。

ともあれこの中国らしい絵付けと形が魅力です。
ほとんどの絵柄が、牡丹などの花と草木に漢字(なんと書いてあるのか?詩の一部かしら?)が並びます。大きいサイズになるとそこへニワトリや黒い鳥が入ります。
他にも色々なタイプのものがあるのかもしれません。
いずれにしても中華の惣菜が似合います。浅いのは炒飯にも!

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木曽平沢から奈良井、松本へ

先日のお休みに木曽平沢を訪ねました。
新宿からバスが出ており、とても便利。諏訪湖、塩尻駅へ。塩尻宿は、中山道の一部木曽路の最初の宿場町。
この辺りからぶどう畑が目に入ります。収穫がほぼ終えた頃でしょうか。随分低く育てられていて、収穫はとても大変そう、、、
洗馬宿、本山宿、山道に入っていきます。この日は雨の予報でしたが、この辺りでは山のような変わりやすい天気でした。
次は贄川宿、隣の奈良井宿までの間に、漆の工房が多い木曽平沢があります。宿場町は幅の広い道ですが、宿と宿の道中は地形の変化があり面白いところ。人は少ないですが、旅人が行き交う道だったらか心地よく歩けます。

  

(こちらは以前の写真)

江戸時代の中山道では、東海道に比べ道が厳しくないということから女性や子供の旅人が多かったそうです。
櫛(漆塗りや細工のあるものも)や曲げ物を土産にしていたそうです。
他には豊富な木材を利用し今に続く、塗り物、ろくろ細工、桶や樽、下駄などなど。


帰りは松本に寄りました。
民藝館は、市の中心から少し離れたところ。2階からはお隣さんのぶどう畑。
沖縄のやきものと工芸の企画展の他、常設として東北や信州のやきものが多く見れて嬉しい限り。
今は無くなってしまいましたが長野県にはかつて20ほどの窯場があったそうです。
松代、洗馬、染屋、高遠などの品ものが展示されていました。
また、東北は宮城の堤、山形の成島、秋田の白岩、岩手の長島などの甕類。こちらも今はない産地があります。

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益子から 山椒のすりこぎ棒

先日益子を訪れた際、久しぶりにすりこぎ棒を作っていらっしゃる関根さんを訪ねました。
山椒の木は成長が早い方だということですが、それでも一番細いすりこぎで10〜15年くらいのものだとか。
木そのもの、肌がついた状態ですので長さと太さ、真っ直ぐな部分がどこかでおのずと決まってしまいます。
削る前に1〜2年ねかしておくそうです。

山椒は、程よいやわらかさでとてもすりやすいです。
少しずつ削れたものを摂取するのは、昔でいうところの毒消しの役割に。
大きさや長さは色々なので、持ってみてしっくりくるものがいいと思います。
好みもあるかと思いますが、少量でも大きめのすり鉢とあたる面積が広いすりこぎが、やはり早いです。
両手ですると力が入り早いので、両手で持ちやすいものを選ぶといいとおもいます。
ごく少量すりたい時は、小さなすり鉢と小さなすりこぎが使いやすのではないかと思います。

洗ったすりこぎは干して乾かしておくといいようです。
保管場所も吊るしておければ、理想的。
この工房のように、、、

お父様は、竹細工の作業中。
青竹がまぶしいです。

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明日17日(月)と明後日18日(火)お休みいたします。

いつも見ていただきありがとうございます。

駒込のお店は、明日10月17日(月)と明後日18日(火)お休みさせていただきます。
(ネットショップはご利用いただけますが、在庫の確認や発送は休み明けとさせていただきます。)

今月その後の予定としましては、23日(日)臨時休業、25日(火)営業いたします。
(通常火曜日定休、11−18時半)
どうぞよろしくお願いいたします。

標しもと

奥会津の汁杓子

檜枝岐(ひのえまた)村は、奥会津でも南の群馬県と隣り合わせ。
尾瀬にもまたがる自然豊かな場所。冬は大変雪深く厳しそうです。
渓谷とブナなどの森林に囲まれ、スキー場や温泉場があります。

木工所では、加工品としてはこね鉢や曲げわっぱなどが知られているようです。
この汁杓子も優れもので、一体型に削られています。
わずかにくの字に曲がっているのが、使いやすく優しい形。
煮豆などにはビッタリなんだよな〜

柄の所などは機械で削っているのかと思ったら、手作業とのこと。
追加でお願いしようと思い聞いてみると、材料である木を取ることが諸事情で難しいことと作り手がいないとのことで、もう作っていないのだとか、、、。
それでも食い下がる私でしたが、今後の可能性もゼロに近いとのこと、、、とても残念です。
そう簡単に誰もが教わったからといって、早く量産できるものではないことが分かりました。(当たり前ですよね)
東北でもおそらく作っている方は、他にいらっしゃるかもしれないのですが、これほど安価に提供していただくのは厳しいかもしれません。
これがなくなっても誰かが困るほどではない、他にも作っている所はあるだろう、他にも似たようなものはあるだろう、、、それはそうなのですが、そうしてその場所から作れるものがまた一つ無くなっていくのかと。
材料ありき人ありきですし、環境ありき生活ありき需要ありき、すべて揃わなくてはものづくりの継続は難しい、、、今さらですが教えてもらった気がします。

 

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10月の臨時休業日のお知らせ

10月に入りようやく過ごしやすくなってきました。
台風に長雨と続き、カラッとした晴れの日が待ち遠しかったです。

今月の休業日ですが、変更が多く申し訳ないです。
ついでの時などお立ち寄りいただければ、幸いです。

●次回休業日10/11日(火)
●その後の臨時休業日は、10/17日(月)18日(火)、23日(日)です。
(25日(火)は営業致します。)

〒114-0015
東京都北区中里1−4−3 丸一コーポ101
(通常火曜日定休及び仕入時休み、11時より18時半)

益子焼大誠窯の展示

駒込の店では、益子から大誠窯さんの焼きものをまとめております。
一枚あるだけで、食卓がぐっと引き締まった印象に。

昨日、看板の「益子焼」の文字からご近所の益子出身の方がいらっしゃいました。
幼い頃の様子を話して下さいました。
ご親戚が窯元さんで、瓶、すり鉢、土瓶などをとにかく多くつくっていた印象があるそうです。
ワラで包んだ荷を、福島方面に運び、帰りは益子ではあまり見かけなかった漆の品ものを持ち帰ってきたとか。
子どもの自分にはこけしのついた箸をお土産に買って来てくれたのだそう。
その頃は皆川マスさんがいらして濱田さんの作業風景をみることもあったそうですが、お二人とも有名になる前でそんなにすごい人だとは思ってもみなかったそうです。

ワラでの荷造りは、もう少し前の話しかと思っていましたが、昭和の初期くらいまでは使われていたのでしょうか。
東京へももちろん相当の量が入って来ていたはずです。帰りは何を持っていったのでしょう、、、?
そんなことへ思いを巡らせるのも楽しいものです。

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