京都綾部の黒谷和紙の里

この夏訪れた、黒谷和紙の里のことをまだ掲載していませんでした。
京都市内から日本海若狭湾へ北上し、舞鶴の少し手前が綾部市です。京丹波と呼ばれる地域でしょうか。
写真のような平らに広がる田畑が広がっている地帯もあるのですが、黒谷の里は山々の間にひっそりとあります。
山からのきれいな水が流れ、家々が沿って立ち並んでいます。
かつては皆和紙作りに関わってきたそうで、集落に作業場があります。

 

和紙の原料の一つである「楮(こうぞ)」の枝です。
蒸しあげた枝から、樹皮の内側の部分を使うそうです。一本一本白皮を取り出し、煮ます。
それから水にさらながらゴミなどを取り除きます。大きな杵のようなものでつき、繊維状にしていきます。他の材料と合わせ、ようやく紙すきの準備が整います。
伺うと紙すきまでの工程がとても大変で、昔は材料の栽培や管理を含め、各分野の分業制だったそうです。
水を使っての仕事が多く、重労働だろうな、、、と思います。
また黒谷和紙はそのままですと豆腐のような真珠のような生成り色なのですが、色紙を作る場合、毎回同じ色に仕上げるのはとても難しいのだそうです。

最後の仕上げは、室内で熱のある金属板に一枚一枚ピシッと貼っていました。
椿の葉の表側、ツヤのある方で全体を撫でる作業をされていました。椿が良いのだそうです。
ここまで来てようやく完成ですが、職人さんが本当に丁寧に扱っている姿を見ると、それまでの工程がいかに大変で長いか、、、と思ってしまいます。黒谷の和紙は、繊維も長く丈夫なのだそう。
紙が溢れ私も忘れてしまうのですが、どんな紙でも大切にしなきゃな、、、

 

→ 標 しもと 

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