益子の寒竹細工

寒竹のざるなどを作る関根さんから、いろいろとお話を伺いました。
益子では梨の収穫用の竹かごを全国に販売していたところがあり、戦後ほとんどの男性は職がなかったので、そこで働く人は多かったそうです。関根さんのお父様もそこで竹かごを作っていたそうです。冬場は寒竹細工を中心に、夏はどじょうの仕掛けの金網なども頼まれるそうです。

寒竹はおかめ笹とよく似ています。葉の形が違うようにも思いますが、なんとも私には分かりません、、、
夏場は虫が内側でわいているとボロボロになったりするので、冬季だけにしているそうです。
何箇所かあるそうですが見せていただいたところは、かなりの斜面。
刈り取った後は、竹は硬くなるので、細い針山のようなところになります。
雪や雨後の地滑りなど、危険です。

また光を求めて一本一本生えてくるため、収穫の周期をもうけているそうです。
手入れというか定期的に収穫しているので、整っているようにみえます。
太いものだと鉛筆くらいになるそうで、太さと長さによって作れるものが自ずと決まってきます。質の良い材料と見極めが重要であることがわかります。

材料を採ってから葉も落とし、一週間程度で形にしなければどんどん硬くなり作れなくなるそうです。
土台となる部分を作ってから、上部、最後に底の部分を編みあげていきます。
他の竹細工も集中力のいる作業だと思いますが、寒竹はイッキに仕上げていきます。
足さない部分と足していく部分、材料をその場で選びながら形にしていきます。
材料を動かすというよりは、自分が廻っていきます。
90度くらいに曲がるしなやかさが、この時点にはまだあります。
とはいえ要所要所でグッとシメる力が必要で、慣れが必要。
最後の全体の形を整える作業も、フチがググッと内側に入って整った形に。
持ち帰って私も力を入れてみましたが、ビクともせず今度は竹の戻ろうとする力が働いている感じでした。
スピード感のある作業は、やっぱり長年やってこられているからなのだなと思いました。

 

 

→ 標 しもと 

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