箱根の寄木細工

以前、箱根の寄木細工の工房が集まる畑宿を訪れました。
小田原駅では小田原ちょうちんがむかえてくれます。箱根湯本へ行き、バスで急な峠をくねくね行きます。
畑宿はかつて宿場町というよりは、昼食や休憩をとる場所だったそうです。
旧東海道の石畳も所々に残っていて、いかに箱根の峠越えがきつかったか、、、
人々が歩いた軌跡も感じられます。
慶長17年(1612年)に完成したと伝わる一里塚も姿そのままに残っています。
街道の両脇にそびえる円形の石積みの上には、片側にもみの木、反対側にケヤキの木だそうです。

江戸末期には、箱根の寄木細工はすでにお土産などとして街道を訪れる人々を楽しませていたそうです。
種類の豊富な材木資源を利用し、色や木目を活かした様々なものを作っています。
現在では様々な材木を取り入れ、食器なども。
膠などで木の片を寄せカンナで薄く削ったもの「ヅク」を木製品に貼って仕上げるものと、組み合わせた木材そのままを加工する「ムク」。あと絵などに仕上げることもできる象嵌技法などがあるそうです。
実際手に取ってみると、木の味わいがとても素敵です。模様も非常に凝っていてすごく手間のかかる仕事だと思います。使い込むとまた感じが変わっていくと思います。
組み箱、秘密箱なども面白いです。体験などもできるみたいです!
小田原や湯本の温泉に行かれる際は、寄られると楽しいですよ。
小田原駅のビル内にもショップがありました。そちらもぜひ。

       

やわらかい陶器

この時期は、店でも鍋の話がよくのぼります。
一年中お鍋をされるという方もいらしたり、ご飯を炊くのにも良いとか、、とても身近な存在なのですね。
アルミやステンレスなどの金属製のものが登場する前の昭和の初期中期ごろまでは、片手鍋やほうろく鍋などの陶製のものも家庭で使われていたようです。
通常の陶器は直火には耐えられないため、現在市販の土鍋には耐火用に加工又は土質を変えてあるなどの工夫がされています。かつての陶製鍋はやわらかいものだと思いますが、今のものは耐用と耐火を兼ね備えてあります。

どんな土鍋にしろ初めておろす際には、ビビ割れ防止のため目止めをするのが良いようです。
また時折り施していただくことで、ヒビからの破損防止になります。
濃いめのおかゆや小麦粉や片栗粉を水で溶いでドロドロにしたもので、10分程度煮ていただきます。
すぐに流さず、そのまま冷めるまで置いておきます。

今は色々なものが出回っていますね。
写真のはメキシコや東欧の小鍋ですが、調理用具として今も活用されているのでしょう。
煮込み料理などにはピッタリです。また余ったカレーやスープなどを入れて冷蔵庫に入れておけば、翌日そのまま火にかけられます。
今でも南欧などのテラコッタのオーブン皿など、出回っていますね。
スリップウエアもその一種だったのでしょうが、ヨーロッパでは肉料理なども直火や薪窯などで焼くなどの調理法がよくされていたのでしょう。オイル料理やマリネなどにも、調理しそのまま食卓に出せますし便利ですね。
お買い求めの際は、直火が大丈夫であるか確認するのをお忘れなく。

急な強火には焦げ付きやすかったり、金属製の鍋とは違う火の回り方であるなどの特徴はありますが、すぐに慣れます。
水につけておけば、たわしなどで簡単に落ちて楽です。
こういったやわらかい陶器は、素朴ながらまた違った味わいが楽しめます。

 

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1月の休業日のお知らせ

今日は少しの雪模様。寒い1日になりました。
早いもので今月も下旬です。
正月から飾っている千両、とても丈夫でまだ元気です。

テーブルには小鹿田焼の鉢類を中心に並べてみました。
改めて見てみると迫力があります。
まゆみ窯さんからも数点ですが届きました。

今月のお休みは、定休日(1月24日(火)31日(火))のみです。
どうぞよろしくお願いいたします。
(通常火曜日定休及び仕入時休み、11時より18時半)

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木曽檜のさい箸

木曽ヒノキのさい箸を送って頂きました。
白木のものは、まだヒノキの良い香りがしています。
削ったものを一緒に入れて下さったので、箱を開けた時にさわやかな香りが広がりました。
この薄く削ったものでも縦にいくら引っ張っても切れません。縦に裂くことは容易なのですが。
日本には豊富に良い木材があるのが当たり前すぎて、実はぜいたくなことだなと思い直しています。
手入れが行き渡らない山々が多く深刻だとも聞きますが、、、

長いさい箸ですがとても軽く、充つに詰まった感じがなめらかで柔らかいあたりです。
太めなので炒め物や揚げ物、麺類を茹でる時などには疲れにくくしっかりつかめます。
汚れてきたり片側だけが短くなってきたりしたら、先を削って長くお使いいただけます。
また漆を塗ったものも調理用、取り箸用としてお使いいただくと食卓が華やかになりそうです。

 

 

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
年末から晴れの日が続いていますね。三が日は穏やかでしたが、ここ数日はキリッとした冬の寒さが戻ってきたようです。
皆様にとってよき年になるよう心よりお祈り申し上げます。

標しもと