埼玉県鴻巣の人形供養

先日埼玉県の鴻巣(こうのす)に行ってきました。
埼玉には岩槻や行田など人形の町がいくつかあり、鴻巣もそのひとつです。
鴻巣はもともと中山道に面した宿場町。徳川家の鷹狩の地でもあったそう。
宿場町の面影を止めるものは少ない様子でしたが、中山道の一本道や両脇に構える人形店、裏手へ一本入ると小さな店舗が連なり、小道の雰囲気は当時の様子を感じさせます。
地元の方のお話では、鴻巣は中山道と荒川に挟まれた場所なので、水陸ともに物資の運搬には大変便利な場所で、人の往来が多いところだったそうです。

たまたまその日は、勝願寺というお寺で「お十夜」「人形供養」という行事のある日でした。
境内には縁日の屋台が並んでいて、人形供養の火入れ式?を運よく見ることができました。
お坊さんとお稚児さんが列になり参道を歩いてきます。人形塚の前では、儀式がとり行われ、最後に火が入ります。
印象的な部分は、塚の周りを結界のように囲んだ四隅をまわる際に、絵札のようなかるたのような円状の紙を宙に舞いて、一周するところ。どういった意味があるのかは分かりませんが。
その後、塚の前に置かれた人形に火をつけます。
お祓いをしてから処分されるのだそうで、全国から送られてくるものもあるそうです。
ものすごい量でした。
年代物やとても豪勢な人形ばかりで、もったいないようなかわいそうのような、、、
この場で焼かれるのは古いものだけだそう。現代のものは化学的なものが含まれている可能性があるためできないのだそうです。
ちなみに人形塚や供養の行事は、70年代に始まったそうです。それまで個々にはされていたのでしょうが。
飾っていた人形は、なんとなく捨てづらいですものね。

雛人形、五月人形などで知られた町ですが、地元で作られていた桐ダンスから出た桐の木くずを練り固めた練り物も作っています。
作り方なども分かりやすく展示されている資料館があります。
鴻巣や人形の歴史とともにこちらも展示があり、興味深いです。
余談ですが、うどんの美味しい町でもあります。 本当に美味しいので行かれた際はぜひ!

→ 標 しもと 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中