”民藝”の効用

”民藝”の効用

民藝運動の提唱者である柳宗悦らにより”民藝”という言葉はつくられました。
民衆の民と工芸の芸をとり民衆的工藝の意ですが、それまであまり着目されなかった(主に)民衆が作り出すものに価値と美を見出しました。
新しい考え、社会にまた世界に対しての考えや思想でもあり、宗教観とも結びつくのですが、今回は置いておきます。。。
以下長いですが何となく書いておりますので、軽く読んでいただけるとありがたいです。。。

”民藝とは、生活に忠実な健康な工藝品を指すわけです。我々の日常の最もいい伴侶たらんとするものです。使いよく便宜なもの、使ってみて頼りになる真実なもの、共に暮らしてみて落ち着くもの、使えば使うほど親しさの出るもの、それが民藝品の有つ徳性です。それゆえ質素であっても粗悪ではいけないのです。安くても弱ければ駄目なのです。不正直なものや、変態的なものや、贅沢なものや、それ等は民藝品として最も避くべき事柄です。自然なもの、素直なもの、簡素なもの、丈夫なもの、安全なもの、それは民藝の特色なのです。一言で云えば誠実な民衆的工藝、これがその面目です。その美は用途への誠から湧いて来るのです。我々はそれを健康の美、無事の美と呼んでいいでしょう。”
(「民藝の趣旨」より。かななどは読みやすくしております。)

たくさんの文章を残していますが、日常の生活に使うもの民衆の生活になくてはならぬものであるからこそ大切でこの国を形づくるといった信念と気迫を感じます。
現在の自分だと?と感じる文や言葉、どうもピンとこないところもあります。
今の時代に柳がいたら何と言うだろうどうするだろう、、、と思うこともしばしばです。

”民藝”は多面的でもちろん簡単に記すことはできませんが、使う立場で解りやすいことはないだろうかと考えてみました。
民藝品を使う。。。ということは単なる消費活動や商業活動ではありません。
また流行やスタイル、趣味を追いかけるものとも少し違うでしょう。
時間が必要で静かな民藝運動のひとつだと思います。
とはいえ、買う方使う方は好きなようにする話です。
前記の引用の通りですが、使うと何かいいことはあるのか?と問うと、心の平穏だったり安らぎを与えるのはやはり確かだと思います。その点において、大げさですが人の根幹に関わることでしょう。
なんかいい!、見るだけでにやにやしてしまう。。。といった声が一番わかりやすいです。

(堅苦しい内容をすみません!たまに書くかもしれません笑)

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