庄川の挽物

挽物の産地である庄川は、古くより続く木材の集積地でした。 
豊かな五箇山や飛騨地方の山林より切り出した木材を富山湾へ注ぐ庄川を使い運び出し貯蔵しておく場所であり、江戸時代には移り住んだ木地師により挽物づくりが始まったそうです。 現在では山中、高岡などの漆器の木地づくりとして支え、盆、茶托など確かな技術と経験に裏打ちされた生活に欠かせない品々を多く作っています。


木から使い手の元まで。 
目に見える分、他の品物より実感しやすいでしょうか。
伺った話としては、半年ほど前から原木の調達をお願いし、製材所に切ってもらい、一年間ほど自然乾燥、それから乾燥室に入れ状態を見ながら挽く。
とのことで、一人で木の切り出しから製品づくりまでやってできないこともないかもしれませんが、それぞれの専門業者がいてこそ成り立つように思いました。長年の信頼もあります。
家屋や建築物をはじめ、木工品を多く使いなじみのあるはずでしたが、少しずつ遠のいていっているような。きっとぜいたくを言っているのでしょう。
他の国々にもみられることかな。


注文が入ったらすぐに取りかかれるよう、ある程度の大きさに荒く削って準備しておくそうです。
写真のお皿はその下の荒いものを挽いたもの。
厚さでは3分の1くらいは削る感じでしょうか。
たくさん積んでありました。

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