椰子の種類であるクロツグの幹を守るように生えている繊維?を使った品じな。 水に強いことから以前は大縄や蓑などにしたりとなじみのある植物だったようです。 竹富島からはほうきを。 ヒモも地元の苧麻から採った繊維をなって作っていただいております〜 ちょっとした隙間の掃除や卓上のゴミを取ったりに活躍いたします!

椰子の種類であるクロツグの幹を守るように生えている繊維?を使った品じな。 水に強いことから以前は大縄や蓑などにしたりとなじみのある植物だったようです。 竹富島からはほうきを。 ヒモも地元の苧麻から採った繊維をなって作っていただいております〜 ちょっとした隙間の掃除や卓上のゴミを取ったりに活躍いたします!
全国の地域で市場や商店先でそれぞれの小銭入れがありましたよね。 今ではほんと見なくなりました。 上からぶら下げたり、木の箱や缶だったり。。。ざるを重ねたお札と小銭の二層式も多かったな。 レシートもレジもなくても困らなかった頃。 石垣島の方が、イメージを思い起こし作ってくれたもの。 トウヅルモドキにアダナシの掛けひも。 敬意を払い”小銭入れ”としていますが、いろいろなものを入れて下さいね。 深さがある形で葉書を入れてみました。 ※明日は5時で店じまいさせて頂きます。 すみません。どうぞよろしくお願いいたします。
与那国島にはクバの自生林があります。 ヤシの仲間で、葉は蓑や屋根材に使われたり、実は食用だったりと生活に活用されてきた植物。 葉っぱ一枚を丸く形にしたものが釣瓶(つるべ)、沖縄や奄美でも利用されていたようです。 与那国ではウブル、ンブルと呼ばれてきました。 サンゴや石を重しに井戸や泉の上澄みだけをすくえるため、他の材料のバケツなどがでてきても好まれていたとか。 もう本来の意味で実用することは少ないかと思いますが、家や部屋にかけておくとどこか和やかな風を感じます。。。 お好みのものを何か入れて楽しんでくださいね!
お知らせ遅くなりましたが、与那国島よりウブルとススキの内ほうきが届いています。
ウブルは主に水汲み用として使われていた生活用具です。今のバケツの役割ですね。
泉や井戸などで軽いため水面に浮き、うわずみのきれいな部分が底を攪拌することなくすくえるので大変良かったのだったとか。
どこに置いていたのでしょうね〜玄関先かなあ。
吊しひももどんな感じだったのでしょうね。
ススキの長い内ほうきは、穂先を切っても。
こちらもよく沖縄方面では使われていたそうです。畳でも傷まずに使えるのでしょうね。
しっかりと元気に育った感じがひしひしと。
ススキは茅葺きの”茅”とお仲間のようですね。知らなかったです、、、
どちらも大きさなどいろいろですので、ぜひ見てみてくださいー!
小鹿田焼の坂本義孝窯より以前お頼みしていたやきものが届きました。
品薄だった小皿類や浅めの鉢類も大きさがいろいろ揃っております。
今回は白い飛びかんなのものが占めておりテーブルが明るく感じます。白といっても仕上がりはいろいろで、使い込むとまたしっとりした感じの色合いをお楽しみいただけるかと思います。
他の窯とも合わせてご覧下さいませ。
また与那国島のクバの葉を使ったウブルもたくさん届きました。
大きさ形いろいろございますので、こちらもぜひどうぞ!
沖縄県八重山諸島竹富島の大山さんより、アダンの実を送っていただきました!
今が最盛期のパイン、黒糖、梱包に同封してくれる八重山の新聞も密かに楽しみにしています。
以前は島の特産であるもずくもいただいてしまい、何かとお世話に、、、。
前回島を訪れた際に、アダンの実をいくつかいただいたので、頼んでおいたのを覚えておいて下さったのです。
アダンは身近な植物であるとともに、タコ足のように分かれるアダンの気根(アダナシ)は手間がかかるそうですが縄状にし民具づくりにはよく使われてきたようです。
アダンの葉はトゲがあり、この処理もありますが、ビニールっぽい独特の質感があります。
身の部分は、パイナップルによく似ていて今頃完熟しボタボタと落ちるそうで、ヤシガニが餌に待っているそうです。
先の方に果肉が少しあり、食べることもできます。
すっぱいかぼちゃのような、熟して赤くなったゴーヤの種の味にも似た感じがしました。
鮮やかな色ですね!
うまく乾燥すると中の強い繊維が残り、筆として使うことができるかもしれません。
今週の頭に浅草「うんすけ」さんで行われたイベントに行ってきました。
速度の遅い台風が近畿地方周辺にいる前日、與那覇さんは宮古経由で台風を超え東京へ。
与那国島からお持ちいただいたクバの葉を水につけ、作業できるよう準備。
クバは島に広く自生する手のひらのように広がる葉が特徴のヤシの一種です。
笠や蓑、食用や建材にと活用されてきたそうです。泡盛の瓶に巻いてあるものも見かけますよね。
夏休みということもあり、お子さんもいらしてにぎやかなワークショップに。
皆さん真剣に與那覇さんの話を聞いていらっしゃいました。
首の長さによっては与那国馬〜キリンまで、、、想像にお任せのオーナメントやほうき、ウブルやかごなど思い思いの品を作っていらっしゃったようです。
近場にあるものを活用してつくられた生活に必要なありとあらゆるものを民具とよんでいるのだと理解しています。
ものづくりの原点といったら大げさですが、ふと忘れそうになるので、今は必需品ではなくとも残していけたらと願っています。
夜はライブ会場になりました。うんすけさんが用意してくれた甘いよい香りの泡盛「どなん43度」とおつまみを中心に、唄とお話がついていく感じです。酒があり唄がある、、、そんな感じで聞いて下さいと與那覇さん。
唄のいわれや節のことなどちょっと専門的な話も。
三線にのせる以前から伝わる唄は、三線なしで。言葉は分からずとも唄の意味を聞くと、伝わってきます。
民謡を勉強されているお客さんもいらして、終始リラックスした雰囲気でした。
あっという間でしたが与那国島に行ったような、そんな時間が味わえました。
店名の由来でもある口つきの壺が飾ってありますね。
浅草寺の裏手、千束商店街近くの「民藝咖哩うんすけ」さんにて、八重山民具のワークショップとライブが催されます!!
与那国島の與那覇 有羽(よはな ゆう)さんを迎え店主の嶋田さんが楽しい1日を計画!
当店にも民具を作っていただいているのですが、與那覇さんは民具づくりや保存といった活動を通して、島内外の方々に広く知っていただけるようにと日々奮闘される若きホープです〜また与那国島に伝わる唄を通して、伝統や文化の継承もされていくことと思います。
8月7日 (月)
「八重山民具をつくってみよう」
14:00 – 16:00
与那国より、島の方が材料を抱えてやってきます!
14時スタート(途中入場は14時半まで)
15時半終了。終了後、まったりタイムで島のお話をいろいろ伺いましょう。16時解散。(途中退場もOKです)
Aコース)
・ウブル、オーナメント作り
・作業時間 約1時間
・会費2,800円(お茶・お茶請け込み)
Bコース)
・ウブル、オーナメント、ほうき作り
・作業時間 約1時間半
・会費3,300円(お茶・お茶請け込み)
定員10名
「与那国ナイト」
19時オープン。19時半〜ライブ。
曲は分からなくとも盛り上がること間違えなしです!
嶋田さんの美味しい小皿料理と飲み物などお楽しみいただけますよ!
泡盛出るかなぁ〜
また、ワークショップとライブ両方参加したい!という方には、うんすけさんの角を曲がったところに曙湯という正統派の銭湯がありますので汗を流すのもよし、浅草参りをするのもよし、合羽橋で買い物をするのもよし、です〜
曲目予定
・若舟ディラバ
・どなんすんかに
・どなんとぅばるま
・どなん猫小
・旅果報節
・嫁入り唄
・どぅんた
民藝咖哩うんすけ
東京都 台東区浅草4丁目17−3
ご興味ある方は、ぜひぜひお問い合わせ下さいませー!
詳細、最新情報はこちらから。
「八重山民具をつくってみよう」
https://www.facebook.com/events/2002391720047502
「与那国ナイト」
https://www.facebook.com/events/116492955644395
すこし気が早いGW中のおしらせです!・・・ということは夏も早くやってくるのか〜年々早く感じます!
■ 「ゆくたや窯のやちむん市」 4月26日(火)~ 5月8日(日) (※5月2日(月)やすみ)
フロマエカフェにて営業時間内 (日によって営業時間が違いますので、お気をつけ下さい)
(JR山手線、京浜東北線/東京メトロ 西日暮里駅より徒歩5分)
11~17時
4/26(火), 5/3(火), 6(金)~8(日)
11~21時
4/27(水)~5/1(日), 4(水), 5(木)
沖縄読谷村の横田屋(ゆくたや)窯さんのうつわが一同に並びます。八重山民具もございますので、ぜひ見にいらして下さい!
GWにしっかりかかっていますので、お近くの方も遠方の方も!
谷根千へいらした際にも寄っていただけるところで、銭湯富来湯の真向いです~
オーガニックやフェアトレードの食材が中心のお食事お酒も楽しめるお店です!
フロマエカフェさんは、こちらから→
facebookご利用の方はこちらをどうぞ→
今回の旅は移動も多く駆け足で、悪天候な時期だったのでいつ欠航になるかハラハラでした。
お会いしたかった皆さん全員にお会いすることができましたし、新しくお会いした方々もいらして楽しい時間を過ごさせていただきました。運がよかったです。
那覇から石垣島経由で、与那国島へ。
石垣島上空ではサンゴ礁やもずくの養殖でしょうか、よくみえました。
石垣空港で数時間待った後、小型機で与那国空港へ。
途中止まったんじゃないか?!と思うほどゆっくり進むこともあり、プロペラのそばだったせいか、かなり怖かったです。
空港付近は小雨でもわっとした風。
翌日は降ったり止んだりが続きましたが、琉球港のイベントでご一緒だった与那覇さんと再会。
島の素材や民具づくりを見せていただきました。
特に与那国島はクバの自生林が広がっていて、かつては衣食住全てまかなえていたそうです。
茎の部分の内側は、アクを抜いて茹でて食べる。屋根の素材に使えたり、雨や暑さをしのぐクバ笠や蓑(みの)は与那国島だけでなく、クバがよいとは沖縄では共通のようです。
また与那覇さんは三線(さんしん)の他笛も演奏されるそうで、地元の小学校で島の武術を取り入れた舞踊の練習にお邪魔しました。かっこいい戦いと守りの踊りです。(説明まちがっていたらすみません!)
与那国島から石垣島へは、フェリーで。
週二回の就航です。ですが、石垣から無事戻ってきたフェリーがないことには出航しないので注意。
ここまでであまり海をみていないことに気づいて、甲板から波をながめるも気分悪くなりこもっていました。
4時間余り。朝食を抜いて正解でした・・・
石垣島の港に近づくと、幅寄せ?の様子をながめて、少し元気に。
余談ですが、タモリ倶楽部が好きな方にはおなじみかな?! 番組で難しさを知りました笑
停泊する際の、船員さんと港側の方々の連動した仕事に注目。面白いです。
少し力を取り戻したものの、再びフェリーで竹富島へ。
およそ10分。
竹富島の皆さんには、一度お会いしているので何だか顔を見るとホッとしました。
1年半ぶりだったので、皆さん覚えているかな〜と思いましたが。
前回よりさらに民具づくりの意欲がましているように思いました。
小さな島なので連携がとりやすく、それもいい雰囲気につながっているのかも知れません。
子どもたちに教える機会も多いのだとか。沖縄の各地で子どもたちが作っていたというソテツの虫かごも一度みてみたかったので、みれてよかったです。
まっちゃんおばさん、大山さん、松竹さん、ゆがふ館の方々にもお世話になりました!
竹富島で1泊した後、石垣島経由の最終フェリーで西表島へ。
竹富からのフェリーが遅れ、乗り遅れそうになりあぶないあぶない。
西表はとても広い島。
港が2つあり、北の上原港。南の大原港。
11〜3月くらいは北風がつよく、上原港へは欠航が多いそうです。
港から港へはバスで1時間ほど。
西表島は、マングローブの原生林を中心にうっそうとした植物が一帯に広がります。
人が住んでいる部分は、海沿いに全体の1割ほどだそうです。
そういった環境の場所に住むということは、自然に対する感じ方も違うだろうな、と思います。
他の島で西表に行くというと、皆さん星さんにあったらいいよ〜とおっしゃいます。
私もお会いしたくて、とりあえず着いたもののお会いできるか分からなかったのですが、連絡を取っていただいて運良くお会いすることができました。
竹富の松竹さんもそうですが、星さんも各家庭、各集落や各地域が必要とされていた生活用具全般をつくり、生活様式や暮らしぶりを記憶の中から語れる貴重な方々です。
星さんの住まわれている地域は、伝統的な祭りごとを伝えています。
御嶽(うたき)と呼ばれる神聖な場所や奉納の踊りなどを行なう場所を案内していただきました。
周りは背の高いクバの木。先を行くのが星さん。
翌日も上原港からは欠航、大原港から石垣島へ戻りました。
石垣島市内は、都会だな〜と感じてしまいます。大型ホテルも増えた気がします。
ようやく少し時間が空いたので、浜辺に。死んだ珊瑚が一面に広がっていました。
この辺りでは、昔ながらの防風林として、フクギの木がたくさん植えられていました。
木と木を利用して、洗濯もの干しにされているお家を見かけました。何と便利で素敵なことでしょうか。
石垣島ではススキのほうきなどを制作している徐さんにもお会いできましたし、他の民具づくりをされている方々にも会うことができ大変勉強になりました。
くわしくは、おいおい紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!