またたび細工 入荷のお知らせ

福島奥会津地方のまたたびで作られた品々が届きました。
冬場は積雪量と山あいの土地とあって、かなり厳しそうです。
またたび細工は「寒ざらし」といって、白さや丈夫さを出すためのようですが直射日光というよりは雪に反射する光(紫外線)に当てるのがちょうどいいのだと言います。雪がもたらす湿度もちょうどいいのでは?とのお話でした。

今回入荷したものは、とても目が整っていて形もきちっとしたものです。
元々柔らかさしなやかさのある素材でありながら、目がきちっと詰まっているためしっかりとしています。
平ざるは、もちろんいろいろな形がありこうでなければ、、、というわけではないですが、今回は平らなものをお願いしました。小と中があります。
フチの分くらいが上がっているでしょうか。麺類や揚げ物に。ゆであげや水切り用に。
深ざるはストンとした形。こちらもゆであげや水切り用に。米とぎざるとしてお使いの場合は、三合くらい。
浅ざるは33cmほどの大きめなもの。引っかかりも少なさそうなので、布ものや物入れにもいいかも。
薄く削がれたまたたびですが、生活用具であったようにとても丈夫な素材でもあります。
湿気に強いとは言い難いので、風通しの良い場所での保管やご使用が望ましいです。

→ 標 しもと 

広告

奥会津の秋

IMG_2403IMG_2413

福島県奥会津地方を再び訪ねました。
会津市内から、ぐんぐんと山の中に入っていきます。
地形がかわるにつれ天候もかわったり、天気雨も多かったです。日中は陽射しが強いですが、朝晩は冷え込みます。

紅葉もすすんで、いろいろな種類の木が色づいている景色は美しいです。
奥会津一帯は、ブナの原生林があることでも有名ですが、ケヤキ、杉、ミズキ、白樺、栃…などなど、少しでも見分けがついたらなあと、いつも思います。

厳しい冬への準備を急ぐ集落の方々。スキー場も多い豪雪地帯。
農閑期の手作業として盛んな、山ブドウ、クルミ、マタタビ、ヒロロ、藁、あけび細工。もともと太い竹が育ちにくい地だったそうで、他の素材での細工が盛んになったのでしょうか。
マタタビのカゴを作っていらっしゃるお家から、カボチャをいただきました。嬉しい秋のごちそうです。

IMG_2416 IMG_2422IMG_2424IMG_2436

昭和町ではからむし織りが、展示されていました。からむしは、苧麻(ちょま)と呼ばれる植物の繊維のことで、越後上布や小千谷縮の原料になります。とても薄くて軽く、蒸し暑い日本の夏に適した布ができあがります。

IMG_2425IMG_2407

会津市から会津坂下、奥会津へ進む道には、桐細工、桐たんすや桐下駄、お琴などの看板が目立ちます。
外にさらすのは、渋をぬいているそうで、表面が黒くなっていました。数年干してから加工するそうです。
自然にはがれた樹皮もきれいです。

IMG_2418IMG_2421

 

東北の旅 宮城 仙台、福島 奥会津 会津本郷

仙台は短時間の滞在でしたが、お店の方から、震災の時の話しが少しでもきけてよかったです。
大きな街ですね!繁華街は、歌舞伎町くらいあるかな? 美人さんが多かったです!!

会津若松へはバスで一時間半程。市内はほとんど見る時間もなく、奥会津へ。

IMG_2221IMG_2223

IMG_2222

車でどんどん山の間をぬけていきます。
天気が良かったので、緑濃く山の木々が一本一本くっきり。
覆いかぶさるように近く、険しい山々です。陸橋より、まるで山につっこんでいくのではないかと錯覚するような場所も。
今は道路や鉄道が通る場所ですが、昔の生活や冬の時期はどんなかと思います。
1時間ほどで、奥会津地方。柳津、三島、金山などをめぐります。
竹があまり採れなかったようで、その他の材料で運搬具、編み組み品を多く作ってきたそうです。
ヒロロやマタタビ、山ぶどうにあけびが有名です。
さらに道を進めば新潟や群馬にも通じ、新潟県の小千谷縮や越後上布の材料でもある“からむし(麻の種類)”も、この辺りから採れるそうです。

南下して只見や南会津にも寄りたかったのですが、時間がなくなってしまいました。

 

IMG_2237

柳津村では縄文時代の遺跡が見つかったそうで、資料館を見学。
縄文土器かっこいい、、、と思いつつも、あの形と装飾では、ごはんが作りずらそう、、、と思っていたのですが祭器も兼ねていたそうですね。後半になると安定感のある形の器もできてきたみたいです。
また、土器より編み組み品を先に使っていたのが自然で、カゴのようなものに泥や土を塗り付けて焼いて器を作っていたらしいとのこと。

会津本郷焼の夏の風物詩、朝の暗いうちから始まる陶器市”せと市”を見学。
仕入れには残念ながらなりませんでしたが、、、とても好きなので古いモノみつけたら集めようかと思っています。
東京でもっとみる機会があればなあ、と思いながら旅は終了〜

IMG_2224IMG_2226

→ 標 しもと