いろいろな編み組み特集

お知らせを忘れていましたが、店内ではいろいろな素材の編み組みの品々を特集しております。
地域で元々使われてきた形をなるべく生かしたつくりのものが多いでしょうか。
最近入ってきた根曲竹も並んでいます。
大きい平ざるは内側も外側も使ったもので、干した野菜を多く作りたいという方にいいかも、、、
素材の違いなどをお楽しみいただけたらと思います!
4月19日(木)までです。その後も置いていますが、ぜひどうぞ〜


母親の長年来の沖縄の友から知花花織(ちばな はなおり)を頂き、スズ竹の大きい深ざるを合わせてみました。
布を眺めていると気分も落ち着いていいですね。

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岩手のスズ竹細工、入荷のお知らせ

岩手県鳥越地域の編み組みが届きました。
大きな筒型の入れ物「つぼけ」は、手が二つ付いていて背負いにし、リンゴの収穫に今でも重宝しているのだとか。
またサイズの小さなつぼけは、腰にかけてさくらんぼの収穫に。
こうした農家さんがスズ竹細工と兼業されることもあり、もちろん農作業が優先に。
ちょうど今はさくらんぼの収穫期で大忙しなんだとか。
つぼけは紐をかけて壁掛けにしても良さそうです。

またふたものも入りました。
小さなサイズはだいたい12cm角。
おにぎりやサンドイッチ用にもいいですね。
特にこの時期は通気性よく、ご飯も美味しく感じられます、、、
小物入れとしても軽いので持ち運びに便利です。

どれもあたりがよくしなやかで丈夫です。
長く使っていくと次第に飴色になっていきます。

 

 

 

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奥会津の秋

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福島県奥会津地方を再び訪ねました。
会津市内から、ぐんぐんと山の中に入っていきます。
地形がかわるにつれ天候もかわったり、天気雨も多かったです。日中は陽射しが強いですが、朝晩は冷え込みます。

紅葉もすすんで、いろいろな種類の木が色づいている景色は美しいです。
奥会津一帯は、ブナの原生林があることでも有名ですが、ケヤキ、杉、ミズキ、白樺、栃…などなど、少しでも見分けがついたらなあと、いつも思います。

厳しい冬への準備を急ぐ集落の方々。スキー場も多い豪雪地帯。
農閑期の手作業として盛んな、山ブドウ、クルミ、マタタビ、ヒロロ、藁、あけび細工。もともと太い竹が育ちにくい地だったそうで、他の素材での細工が盛んになったのでしょうか。
マタタビのカゴを作っていらっしゃるお家から、カボチャをいただきました。嬉しい秋のごちそうです。

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昭和町ではからむし織りが、展示されていました。からむしは、苧麻(ちょま)と呼ばれる植物の繊維のことで、越後上布や小千谷縮の原料になります。とても薄くて軽く、蒸し暑い日本の夏に適した布ができあがります。

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会津市から会津坂下、奥会津へ進む道には、桐細工、桐たんすや桐下駄、お琴などの看板が目立ちます。
外にさらすのは、渋をぬいているそうで、表面が黒くなっていました。数年干してから加工するそうです。
自然にはがれた樹皮もきれいです。

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東北の旅 宮城 仙台、福島 奥会津 会津本郷

仙台は短時間の滞在でしたが、お店の方から、震災の時の話しが少しでもきけてよかったです。
大きな街ですね!繁華街は、歌舞伎町くらいあるかな? 美人さんが多かったです!!

会津若松へはバスで一時間半程。市内はほとんど見る時間もなく、奥会津へ。

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車でどんどん山の間をぬけていきます。
天気が良かったので、緑濃く山の木々が一本一本くっきり。
覆いかぶさるように近く、険しい山々です。陸橋より、まるで山につっこんでいくのではないかと錯覚するような場所も。
今は道路や鉄道が通る場所ですが、昔の生活や冬の時期はどんなかと思います。
1時間ほどで、奥会津地方。柳津、三島、金山などをめぐります。
竹があまり採れなかったようで、その他の材料で運搬具、編み組み品を多く作ってきたそうです。
ヒロロやマタタビ、山ぶどうにあけびが有名です。
さらに道を進めば新潟や群馬にも通じ、新潟県の小千谷縮や越後上布の材料でもある“からむし(麻の種類)”も、この辺りから採れるそうです。

南下して只見や南会津にも寄りたかったのですが、時間がなくなってしまいました。

 

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柳津村では縄文時代の遺跡が見つかったそうで、資料館を見学。
縄文土器かっこいい、、、と思いつつも、あの形と装飾では、ごはんが作りずらそう、、、と思っていたのですが祭器も兼ねていたそうですね。後半になると安定感のある形の器もできてきたみたいです。
また、土器より編み組み品を先に使っていたのが自然で、カゴのようなものに泥や土を塗り付けて焼いて器を作っていたらしいとのこと。

会津本郷焼の夏の風物詩、朝の暗いうちから始まる陶器市”せと市”を見学。
仕入れには残念ながらなりませんでしたが、、、とても好きなので古いモノみつけたら集めようかと思っています。
東京でもっとみる機会があればなあ、と思いながら旅は終了〜

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東北の旅 岩手 盛岡、宮城 岩出山 鳴子温泉

盛岡に着いたら強い夕立ち。
材木町にある民藝のお店 光原社さんを訪ねました。いくつもの建物に分かれて国内外の厳選された品々が並ぶ、とても素敵な空間にしばしうっとり。
個人的に焼きものやガラス、地元のクルミクッキーを購入。盛岡は落ち着いたいい街。
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翌日、古川経由で新潟にぬける陸羽東線に乗り継ぎ 岩出山へ。水田がまぶしいほど青く広がる一帯から、山間部に入っていきます。
岩出山では、地元の方が主に篠竹を使って製品作りをされている工房を見学。

時間がすこし空いたので、先の鳴子温泉に足を延ばしました。湯治にぴったりの環境。
スキー場もあります。冬は一変してしまいそう。
こけしが町中でお出迎え。
東北の温泉所は数知れず、、、ですが、ここでも入れず。
工芸品は、首を回すとキュキュと鳴るこけしの他、漆器やあけび細工。
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東北の旅 岩手 久慈 二戸

長らく思っていた東北の旅に出ています。 岩手宮城福島と南下していく予定です。 image image

岩手県 久慈(くじ) は、海沿いの町。

あまちゃんの舞台でもあり三陸鉄道全面開通になったためか、家族連れが目立ちました。 港は新しい堤防の建設中だったり、津波想定基準地域の変更などをされていました。 大漁旗を掲げた船が停泊していたので、 漁には出ていらっしゃるのかな。

町なかには、ホヤやウニの看板が、、、

おいしそう〜横目で見つつ郷土料理のまめぶ汁を頂きました。胡桃と黒糖が入ったお団子が入ったけんちん汁といった感じ。ほんのり甘いお団子に驚きましたが、合わないこともない‼︎ やさしいおいしさ〜

この先は内陸を下っていくので、海とはおわかれです。 久慈では、小久慈焼の窯元さんを訪ねました。

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こちらは豪華!八戸三社祭の山車。

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山間部に入り、二戸(にのへ)の竹細工、 浄法寺塗りを訪ねました。 寂聴さんゆかりの天台寺が近いそうです。 このまま盛岡へ〜
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