赤津 利山窯さん つづき

利山窯の奥様も、絵つけをなさっていらっしゃいました。
毛足の長い筆です。
ちょうどサビ十草をの線描きをされているところ。
写真のような丸みのある形に描くのは、特にやりずらいんだとか、、、

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赤津焼 鬼板

利山窯の小林さんが、よく使われる銹(さび)又は鉄と呼んでいらっしゃる材料”鬼板”見せて下さいました。
( 瀬戸地方では、一般的な呼び方だと本にありました。志野焼にも使われるそうです)
砕いて、すりつぶし粉状にして水に溶かして使います。
とてもシンプルな顔料ですね!
小林さんは「錆びた釘とかでも、いけるんと違うかな〜」とおっしゃっていました。

利山窯のさび十草模様も、この材料でつくられた顔料を使っています。
近郊の山の断面の層から産出されるものだそうで、鉄が固まったような板状のもの。
山あいにも家が建つようになってきたため、どんどん切り出すのが難しくなってきているそうです。
自然の顔料なので、色を薄くしてもとてもきれいな茶色っぽいグレーが出ます。

うつわの口回りに縁どりがあるものを、口銹とよんだりします。
これがあるとないのとでは、印象はかなり違います。

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赤津 利山窯さん

そば猪口をつくって頂こうと、利山窯の小林さんを訪ねました。

縞や線描きの得意な方ですが、今回高台を削られている様子を拝見。
早くきれいにシャープに仕上げていく様子は、啞然とするばかり…..
形に対するこだわりは、(自分の頭を指差して)ここのコンピューターでね…とのこと。

どんなそば猪口になるかは、お楽しみに!
何度か試作を重ねます。

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線の美しさ つづき

利山窯のご主人は、職人という言葉がぴったりの方です。
線描きは簡単なように見えますが、経験と集中力のいる仕事だと思います。
使う筆は毛の長いもので、腰が強いものが使いやすいそうです。

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線の美しさ

線描きのすっきりとしたうつわを使うと、なぜだかこちらの気分もさっぱりします。
縦の線でまとまったものを、十草や麦藁手と呼んだり、
横の線のものは、コマ(独楽)と呼んだりします。
江戸時代には、特によく使われていたそうです。

コマ描きは、ロクロを廻すことで早く描くことができますが、
十草は一本一本描かねばなりません。
どちらも簡単そうですが、経験によるものとか・・・

瀬戸赤津焼の利山窯さんが、今も多く造っているのを前回瀬戸を訪れた際に知り、オ!とうれしくなりました。
ショップでも紹介致しますね。

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